ズートピアを観た。最後の夏
ズートピアを観ました。
あんな有名作、何を今更って感じだけど。
多くの人が既に語っているところだし、後から来て長々と言えることもないけれど、とりあえず
めっちゃくちゃ面白かったです。
結局、「私は偏見なんて持ってない!」って人が一番危ないんだと思う。
人が個人として生きていくにあたって、自分の主観というフィルターを掛けて世界を把握するのは当たり前だし、偏見というものはどうしても持ってしまうものであって。
だから、「自分は偏見を持っているんだ」という前提をもちつつ、自分の見方を絶えず問い直す必要があるのではないか。
そして問い直すために、他者の視点を追体験する必要があって
それを可能とするのが映画や小説という装置なんじゃないかな。
なんてね。偉そうに。
でもあの重いテーマを、子どもから大人までの万人が楽しめるエンターテインメント作品として軽やかに成立させてしまうディズニー、やっぱり凄すぎる。
(草食動物はマイノリティでしょ、普通。)
まだ観ていない人はぜひ。いやいないか。
早く観てなかった自分を引っ叩きたいですね。
ありがとう、金曜ロードショー。
ところで私は学校教員をしてるんですが、
今の職に就きながら過ごす最後の夏にする予定です。
予定では。
ということで最後の夏。
暑いけど乗り切っていきましょう。
終わり。